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アスベスト(あすべすと)
石綿(アスベスト)は、蛇紋石や角閃石が繊維状に変形した天然の鉱石のことです。蛇紋石系(クリソタイル)と角閃石系(クロシドライト、アモサイトなど)に大別される。石綿の繊維1本の細さは大体髪の毛の5,000分の1程度の細さである。耐久性、耐熱性、耐薬品性、電気絶縁性などの特性に非常に優れ安価であるため、日本では「奇跡の鉱物」などと珍重され、以前はビル等の建築工事において、保温断熱の目的で石綿を吹き付ける作業が行われていたが、昭和50年に原則禁止された。その後も、スレート材、ブレーキライニングやブレーキパッド、防音材、断熱材、保温材などで使用されていたが、現在では、原則として製造等が禁止されています。